朝霞市のごみは減り続けています。1人1日あたりの生活系ごみは令和2年度の592グラムから令和7年度の518グラムへ、5年で12.5パーセント減りました。ところがリサイクル率は33.7パーセントから31.5パーセントへ下がっています。ここでは市の数字と、いま使えるリサイクルの仕組みをまとめます。
ごみは減り、リサイクル率は下がっている
| 年度 | 総排出量(t) | 家庭ごみ(t) | 1人1日(g) | 集団資源回収(t) | リサイクル率 |
|---|---|---|---|---|---|
| R2 | 39,126 | 32,311 | 592 | 1,302 | 33.7% |
| R3 | 38,563 | 31,430 | 577 | 1,120 | 33.0% |
| R4 | 37,825 | 30,453 | 558 | 1,046 | 30.9% |
| R5 | 36,585 | 29,344 | 532 | 992 | 31.7% |
| R6 | 36,205 | 28,851 | 524 | 943 | 31.6% |
| R7 | 35,831 | 28,619 | 518 | 882 | 31.5% |
読み取れることは2つあります。家庭ごみは32,311トンから28,619トンへ3,692トン(11.4パーセント)減りました。この間に人口は143,388人から146,608人へ3,220人増えているので、1人あたりで見ればもっと減っています。
いっぽう集団資源回収量は1,302トンから882トンへ、5年で32パーセント減りました。リサイクル率は「(直接資源化量+中間処理後再生利用量+集団資源回収量)÷総排出量」で計算されるので、集団回収が減ればリサイクル率も下がります。町内会や子ども会などの集団回収が細っていることが、数字に出ています。
集団回収には1キロ6円の補助金が出ます
市は「紙・布・金属・ビン類」を集団回収する団体に地域リサイクル活動推進補助金を出しています。単価は令和4年7月1日の引渡し分から1キログラムあたり6円です(令和4年6月30日引渡し分までは8円でした)。補助金を受けるには、事前に市への団体登録が必要です。
手順は4つです。
- 団体をつくる 町内会、自治会、集合住宅、各種団体などで参加者を集めます。原則10世帯以上。代表者と会計係を決め、補助金の使いみちも決めておきます
- クリーンセンターへ団体登録 登録申請書を出すと登録番号が文書で知らされます。補助金は口座振込なので活動団体名義の口座が要ります(代表者と口座名義人が違う場合は委任状)
- 回収業者と契約する 市の「取り扱い業者登録一覧」から選びます。契約は団体と業者の2者間なので、回収品目・回数・場所・手数料の有無・有償か逆有償か・精算方法を確かめてください
- 申請書を出す 業者から受け取った計量票を裏面に貼って提出します
市が注意を促している点が2つあります。「回収業者以外の業者による資源物横取りが横行しています」とされており、保管場所の管理に配慮が要ります。また市の資源ごみ収集とは別の仕組みなので、回収日や場所を資源ごみの集積所と混同しないよう求められています。
令和7年11月26日以降の申請分から、振込が毎月から偶数月に変わりました。
まだ使えるものを持ち込む(リユースショップ)
リサイクルプラザの中にあります。市民から提供された不用品を、次に必要な方へ販売する場所です。
| 内容 | |
|---|---|
| 場所 | 大字浜崎664-2 リサイクルプラザ内 |
| 営業時間 | 10時〜16時(不用品の引き取りは15時30分まで) |
| 休み | 毎週木曜日(祝日のときは翌日も)、祝日、年末年始 |
| 引き取るもの | 使用できる衣類、おもちゃ、食器、雑貨など |
| 点数 | 1日1人10点まで |
| 持ち込める人 | 18歳以上の市民。身分証明書が必要。代理は不可 |
大事な点として、委託販売ではありません。市は「売上金はショップの運営費に充当します。委託販売ではありませんので、提供された方に売上金は戻りません」としています。お金にしたい場合は次の方法になります。
家具は毎月の抽選販売と即売の2本立てです
リサイクルプラザでは、市内の家庭で不用になった家具を修理再生して販売しています。抽選販売と展示販売(即売)の2つがあり、置いてある階も申し込み方も違います。
| 抽選販売 | 展示販売(即売) | |
|---|---|---|
| 展示 | リサイクルプラザ1階 | リサイクルプラザ2階 |
| 受付 | 1階事務室で申し込み | 1階事務室で購入受付 |
| 決め方 | 公開抽選 | 先着順。なくなり次第終了 |
| 毎月の資料 | 価格一覧と、おすすめ家具の写真がPDFで公表されます | |
市は月ごとに日程を公表しています。たとえば令和8年9月は、11日(金曜日)まで1階に展示して申し込みを受け、12日(土曜日)午前10時に公開抽選を行い、13日(日曜日)午後4時30分まで即売をしました。即売には学習机、座椅子、収納ケース、踏み台など23点が並びました。10月の日程は、準備が整い次第に案内されます。
どちらにも共通する注意点があります。
- 代理での申し込みはできません。必ず本人が受付窓口で申し込みます
- 電話・Fax・メール・インターネットでの申し込みは行っていません
- 配送は行っていません。運搬は自分で手配します
- 購入後の返品・返金はできません。修理などのアフターケアや保証もありません
- リサイクル品なので、キズ・汚れ・におい・大きさ・使い勝手をよく確認してから申し込みます
粗大ごみにする前に売る(「おいくら」)
市は株式会社マーケットエンタープライズと連携協定を結び、リユースプラットフォーム「おいくら」を通じたリユースを進めています。
市が挙げている理由が実際的です。粗大ごみの有料回収は「回収までに時間を要することが続いているほか、原則市民が自宅の外へ運び出す必要があります」。これに対して「おいくら」は「希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が可能」としています。重い家具や家電を自分で外へ出せない方には、こちらのほうが現実的です。
買い物のついでに出せる資源回収ボックス
市内23店舗に資源回収ボックスがあります。受け入れているのは食品トレイ、牛乳パック、ペットボトル、ペットボトルのキャップ、缶で、店舗によって置いてあるものが違います。市は「その他の家庭ごみを持ち込んで捨てることはおやめください」としています。
紙・古着を受け入れている店舗もあります。
- カインズ朝霞店(根岸台3-20-1) ダンボール、新聞紙、雑誌、古着
- マルエツ朝霞店(本町1-12-10) 新聞紙、チラシ、雑誌、本、ダンボール
- ヤオコー朝霞岡店(岡2-12-8) 古紙、ダンボール、チラシ、本
いずれも店舗が行っているもので、市の回収ではありません。内容が変わることがあるので、持ち込む前に店舗で確かめてください。
小型家電は2つの経路で集められています
小型家電リサイクル法にもとづく取り組みです。市は2つの方法で集めています。
- ピックアップ回収(平成25年11月1日から) 回収した燃やせないごみと粗大ごみの中から対象品目を選別します
- ボックス回収(平成26年10月20日から) 公共施設に回収ボックスを置いています
対象は電子レンジ、扇風機、携帯型DVDプレーヤー、ビデオカメラ、デジタルカメラ、小型ゲーム機、電卓、携帯電話、パソコンなどです。市は「クリーンセンターで選別した小型家電は、国の認定を受けた事業者に有価で引渡し」ており、その収入が市の財源になるとしています。パソコンと小型家電については宅配回収サービスも案内されています。
品目から捨て方を調べるなら朝霞市のごみの捨て方(2,478品目)が早いです。
家具の抽選販売と展示販売(即売)は朝霞市毎月、リサイクル家具の抽選販売を行っていますおよび毎月、リサイクル家具の展示販売(即売)を行っていますから引用しています(2026年9月16日確認)。
この表の数字は朝霞市「ごみ処理・資源化の状況」(2026年9月9日更新)から引用しています。市は朝霞市清掃事業概要とごみ処理フローを令和2年度から令和7年度まで6年分、PDFで公表しています。